チョルーラ アメリカ大陸最大のピラミッドの上に立つ教会

お店で取り扱っているアクセサリーLili CarrilloのデザイナーLiliに会いにチョルーラに行きました。

メキシコシティの南東で、車で二時間くらいのところです。

 

日系移民にメキシコ富士と呼ばれたポポカテペトル山と、横になっている寝姿の女性のかたちとされるイスタクシワトル山に囲まれた町です。

街の中心に小高い丘に立つ教会があります。

チョルーラは底辺の規模が南北アメリカ大陸で最大とされるピラミッドの町です。
ピラミッドは最初期の部分は紀元前300年頃のものと推定されているので、ざっくり2,300年ほどの歴史があります。
7回ほどの増築?を経て今の大きさになったそう。

街のだいたいどこからでも見える教会の小高い丘、この丘がそのピラミッドなのです。

このロスレメディオス(Los Remedios)教会はパステルイエローとピンク、ゴールドの内壁でかわいらしいきれいな教会でした。
残念ながら内部は撮影禁止。
スペインのコンキスタドーレスが熱心に信仰した聖母マリアに捧げられています。
そのマリア(=ヴィルヘンVirgin de los remedios)像は周りの他の聖人の像と比べてとても小さく、子供の腕で抱いてしまえそうなサイズに見えました。
一番古いものなのでしょう。

教会はとても古いのに人の手入れで真新しいかのように見えました。

 

チョルーラは1519年のコルテスの侵略で、最初期に大規模な虐殺があった町でもあります。
その規模は3,000人ともいわれます。

富の欲に駆られたコンキスタドーレスは、人心を掌握するために先祖代々敬ってきたピラミッドの石を、先住民を使って解体させ、流用して町中に教会を建て、土着の神から人々を切り離し支配しました。

メキシコ人は総じて信心深い方が多いです。
(若い世代は科学主義的です。)
教会内ですべての聖人像の前で跪いて祈るおじさん。
息子に手を引かれ、やっとのことで坂を登るおばあちゃん。
教会の前庭からポポ山の夕日を眺める恋人。
坂道ダッシュするランナー。凧揚げする子供。

メキシコの30代の友人は言います。

「アステカやサポテカはメキシコの文化。でもスペインがそれを破壊して混じりあった今の文化も、メキシコの文化」

2018年3月チョルーラ

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